観光再開に向けて、Airbnbが海外旅行に関する意識調査を発表

主なポイント

  • 日本を含むアジア旅行の意欲が再熱
  • 日本人の約3人に1人(34%)が、近い将来に海外旅行を計画
  • 日本ではZ世代が高い意欲を示す傾向に

主なポイント

  • 日本を含むアジア旅行の意欲が再熱
  • 日本人の約3人に1人(34%)が、近い将来に海外旅行を計画
  • 日本ではZ世代が高い意欲を示す傾向に

Airbnbは、6カ国(日本、韓国、中国、インド、オーストラリア、米国)に居住する約6,000人を対象に実施した「海外旅行に関する意識調査」の結果を発表いたします。

新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延から2年以上が経過した今、多くの旅行者が次なる海外旅行の機会を待ち望んでいますが、中でも多くの方が日本を含むアジア太平洋地域(APAC)を旅行先として考えていること、特に日本では約3人に1人が近い将来に海外旅行を計画し、Z世代が近い将来の海外旅行に高い意欲を示していることが、Airbnbと調査機関YouGov社が新たに実施した意識調査で明らかになりました。

オーストラリアから韓国、そして東南アジアに至るまで、ここ数ヶ月で国際的な国境規制は徐々に緩和され、多くの人が次の海外旅行を計画し出すきっかけとなっています。

人々が海外旅行をすることは、地域の経済活性において常に大きなインパクトを与えていますが、Airbnbはこれまで、各地域の政府機関と協力しながら人々の旅行の実現をサポートしてまいりました。また、コロナ禍で毎日の生活と仕事の境目が曖昧になり、柔軟性のある旅ができるようになるなど旅行スタイルに変化が起きる中、ゲストコミュニティの強化にも尽力してきました。

主な調査結果は以下の通りです。

多くの旅行者が注目するアジア太平洋地域

  • 日本人回答者の4分の1以上(28%)が、アジア太平洋地域内の都市を訪れることができたら検討したいと回答
  • オーストラリア、中国の居住者の約半数が、アジア太平洋地域内の都市を訪れることができたら検討したいと回答。インドの48%、韓国の58%も同様に回答。米国の回答者の3分の1以上(35%)が、アジア太平洋地域内の国々を訪問できることを期待していると回答。

多くの人が再び海外旅行に行くことを期待。また、多頻度の旅行を計画

  • 日本では、3人に1人以上の回答者(35%)が、「海外旅行に行けなかった際に寂しさを覚え、また行きたいと強く思っている」と強く思っていると回答
  • 日本の回答者の5人に1人が、今後「より頻繁に」海外旅行をする予定だと回答。
  • 中国の調査対象者の52%、米国では35%が、パンデミック時にこれまでは当たり前だった海外旅行を恋しく思い、(今後は)最大限海外旅行を再びしたいと回答。
  • 韓国とインドの回答者の70%以上(それぞれ77%と71%)が、再び海外旅行ができることを楽しみにしていると回答。オーストラリア、中国においてもほぼ同様に回答(それぞれ70%、36%)。
  • 米国の回答者の約10人に4人(37%)が、今後「より頻繁に」海外旅行をする予定だと回答。また、中国では38%、韓国では、62%、インドの回答者の3分の2、オーストラリアの回答者の半数以上(52%)が同様に回答。

多くの旅行者が、次の海外旅行の実現を切望。日本ではZ世代が高い意欲を示す。

  • 日本の回答者の3分の1以上(34%)が、近い将来に海外旅行をする予定があると回答。特にZ世代の46%が高い意欲を示す傾向。
  • 米国の回答者の約半数(46%)、オーストラリア(70%)、インド(75%)、中国(63%)、韓国(82%)も同様に回答。
  • 米国の回答者の30%が今後6ヶ月以内に海外旅行を計画し、インドの3分の1以上、オーストラリアの31%、韓国の4分の1以上が同様の回答。
  • 中国、韓国、インド、オーストラリアの回答者の大多数は、米国の調査対象者の38%と同様に、できる限り早く海外旅行に行きたいと回答した。

”旅行革命”の進展に伴い、海外旅行に対する考え方も変化

旅行と生活の境界線が曖昧になり、これらに対する考え方は大きく変化しています。多くの人にとって、それは海外旅行にも当てはまるようです。

  • 日本の回答者の5人に1人 (19%)が、新型コロナウイルスの感染拡大前に比べて、閑散期に海外旅行をすることに前向きだと回答。
  • 日本では、Z世代の28%が将来的には、多くの人々が海外での仕事と旅行を組み合わせるという考えにも前向きな回答をしています。
  • 韓国、中国の65%が、新型コロナウイルスの感染拡大前に比べて、閑散期に海外旅行をすることに前向きだと回答。インドとオーストラリアでは、半数以上(それぞれ59%と55%)が同様の回答。また、米国の回答者の39%も同様に回答。

多くの人が、海外旅行は視野を広げ、異文化交流における重要な手段であると信じている

  • 日本の回答者の38%、米国の回答者の36%が上記のように回答。
  • 海外旅行を考えている回答者の多くが、これまで訪れたことのない人里離れた目的地を体験したいという願望を示しています。これには、日本、インド、オーストラリア、韓国、中国、米国の回答者の4分の1以上が含まれていました(それぞれ26%、27%、32%、3分の1、32%、26%)。

<日本での主な調査結果>

対象人数:1049人

  • 約3人に1人(34%)が、近い将来に海外旅行に行く予定がある。特にZ世代の46%が高い意欲を示す回答に。
  • 約3人に1人(35%)が、(新型コロナ禍で)海外旅行に行けなかった際に寂しさを覚え、また行きたいと強く思っている。
  • 4分の1以上(28%)が、アジア太平洋地域内への旅行が可能であれば検討したいと回答。
  • 海外旅行を検討している人の関心は、多い順に、
    • 異文化に浸ることができる旅行(58%)、有名都市への訪問(54%)、お気に入りの旅行先の再訪(42%)、訪れたことのない人里離れた場所への旅行(26%)であった。
  • 回答者の5人に1人(19%)は、パンデミック前に比べて、閑散期に海外旅行をすることに前向きだと回答。
  • 回答者の約3人に1人(35%)が、再び海外旅行ができるようになることに期待していると回答。
  • 回答者の5人に1人(19%)が、今後、より頻繁に海外旅行をする予定だと回答。
  • 回答者の約40%(38%)が、海外旅行は異文化とつながり、視野を広げるための重要な手段であると回答。
  • Z世代の28%が将来的には、多くの人々が海外での仕事と旅行を組み合わせるという考えにも前向きな回答。

Airbnb APACリージョナルディレクター Parin Mehtaのコメント

「アジア太平洋地域各地域における観光事業の再開に伴い、私たちは、お客様と地域社会の双方がその復活を最大限活用できるように注力してまいりました。そして私たちは、観光業の再建と旅行革命の恩恵を皆が享受できるように、地域全体の政府や地域社会と協力し、旅行者の長年の夢であった海外旅行を実現するお手伝いができることを大変嬉しく思っています。お客様が旅慣れた場所でも新しい場所でも、新しい旅行体験ができるよう、これからもイノベーションに力を注いでいきます。」

調査概要

今回の「海外旅行に関する意識調査」に関する意識調査は、日本、韓国、中国、インド、オーストラリア、米国に居住する 6,132人を対象(18歳以上)に、4月13日〜23日にAirbnbと調査機関YouGov社にて実施したものです。日本での対象人数は1,049人。

将来の見通しに関する記述:

このプレスリリースには、当社および当社の業界に関する記述であって重大なリスクと不確実性を伴う、米国1995年私的証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act)の「セーフハーバー」条項(“safe harbor” provisions)で定義された「将来の見通しに関する記述」(forward-looking statements)が含まれています。将来の見通しに関する記述は、「かもしれない」、「するつもりである」、「ようである」、「はずである」、「期待する」、「計画する」、「予想する」、「することができる」、「見通す」、「意図する」、「目標とする」、「計画を立てる」、「企図する」、「考える」、「推定する」、「予測する」、「可能性がある」、「継続する」等の用語またはこれらの用語の否定形、類義語もしくは類似表現であって当社の予測、戦略、計画または意図に関連するものを含むため、識別できる場合があります。当社は、これらの将来の見通しに関する記述に反映された予測は合理的なものであると考えていますが、当社は、これらの予測が正しいと証明されることを一切保証するものではありません。

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